そして放置される事大体9時間。
時計の音が鳴り響き、ロードクロサイトが水をかける。
「うわっ!って…あれ…戻ってる…。やった!!!」
 いつの間にやら声も背も何もかもが元に戻り、ローズは夜中にもかかわらず喜びに1人浸った。
ふと、一生戻らないと…そういっていたロードクロサイトの方へと目を向ける。
元に戻ったことでの驚きの顔を思い出したのかロードクロサイトはひたすら笑っていた。
 
「だから…エイプリールフール…だろう。」
 にやりと笑うロードクロサイトにやり取りを思い出したのか…ローズの顔に青筋が立つ。 「ロードクロサイト様!!時と場合を考えてくださいよ!!!」
 なぜだ?と首をかしげるのは…毎度の事…。
「今日と言う今日こそは…まじで押し倒しますからね!!」
「え!?いや…私は別に…押し倒されるのは好きじゃない。…ローズ。早く服を着るか作るかしてくれないか?」
 軽く拒否られ落ち込んでいるとさらに追い討ちが掛かる。
女となってから変異した魔力で作っていた服は…当然元に戻った今となっては使えるはずもなく…。
 
 
「いや〜〜〜ん!!!!!」*夜中です
 
 
 叫びを残しローズは浴槽へと駆け込み通常の服装に着替え、戻ってきた。
「それにしても…一体なんだったんでしょうね…。」
「考えられるのは…誰かの手の込んだ悪戯…と言うことだな。」
 
 
教訓。
いくら嘘をついていい日でも・・度の過ぎるものは良くない。
時と場合も良く考え嘘をつくこと!
   
 
「ロードクロサイトさまぁ〜んvvそういえばどうして僕と一緒に行動してたんですか?も・し・か・し・て?」
「あぁ。実家の近所にいるのに似てたからな…。」
「…幼女趣味ありましたっけ…。」
 以前行った記憶を思い出し、ややひく。
それにたいしロードクロサイトは笑顔で振り向く。
「その母親のほうだ!!!」
 逃げる間もなく、目を三角にしたロードクロサイトのハイキックがローズに決まった。
 
 
 
ー終われー



というわけでエープリルフールでした〜。
ハロウィン同様、ブログで掲載していた今年の4月1日です★
サキュバスに愚美人はまずいません。
万が一いても幻術で同族意外には美女に見えます。
とりあえず…ローズを女性化してみたかったから書きました(ぉぃ
ので、特に後悔は…ない(笑)
最後の2人の会話に出てきたのは薄茶の髪をした吸血鬼の親子のことです。
ローズはその子供しか見ていなかったので誤解しただけです。
なぜかクロさんの好きになる人は結婚済みか、結婚予定か…
そのためなかなか結婚できません★