Dragon's symphony用語集

            魔界
魔界は天界同様地球とは別空間に存在する星の約半分を占める部分を示す。
魔族が住み、魔王一族が統治している。割と穏やかな気候だが、冬が厳しく、秋は1ヶ月間嵐がやってくる。
春は緩やかな風が絶え間なく吹き、夏は一応暑いが、意外と空気は渇き気味。
海は碧く、海水浴頃に蒼い花が咲き乱れるため海岸と海の境が消える。
天界より若干広い。
 
魔族
家系により使える魔法が決まっているためその魔法を極めることのできる唯一の種族。
逆に訓練しても他人が別の一族の魔法を極めることはできず、下手するとその魔法すら使うことができない。
そのため、一つの家族に必ず後継者候補として子供が多く、必然的に人口は増加している。
そういうことから魔族の魔は魔力を意味する。
天族とは反対に危害がなければすぐさま打ち解け、新しい行事などにも積極的。年に13回のお祭りがあるほど明るく友好的な種族。蝙蝠のような翼を持ち、魔族の女性の翼には突起がないが、男性には爪のような突起がついている。
髪の色は全体的に濃く、両親の髪の色が混ざるということは少ない。
また飛ぶのに時間がかかり、主に滑空して飛ぶ。風を掴めば急降下、急上昇など自由にできる。

 

 
ヴァイスレパ
魔王の城。
町並みが整う前に作られたらしく、町並みの和風中華風ではなく洋風。
入り口を囲むような形で4階建て。正面に向かって左の建物だけが和風な内装となっている。
部屋数は住んでいる者ですら正確な数を把握していない程多く、唯一執事のリチャードだけが正確な間取りを覚えているらしく、隠し通路まで把握している。
 
 
アカンサ
魔界の首都。城もここにあるが名前は違う。
和風と中華風の間のような町並みをしたところ和の傾向のほうがやや強い。
主に平屋の家か立ち並び、たまに何階かあるものもあるが、中国風・日本風である。
かやぶき屋根も珍しくはない。
ひとつの家に付き、何世帯もの家族が住んでいることが多く、部屋数が多いのが特徴。

 
魔王家
魔界を統べる一族。代々漆黒に近い髪を持ち、より漆黒に近いものが王位継承権を与えられる。
大昔、破壊の力と呼ばれる絶対破壊魔法を使えるものがいたが、ある時を境に魔王家ではなく別の一族から現れるようになった。
龍を象徴としており、それはまだ天族・魔族が友好的であった時代、両王家に力と血を分けたという伝承からである。
紋章はそのまま魔界の国旗に使われ、カトレアをモチーフにし、高貴や魔力を意味する。唇弁部とその左右の花弁と真上にある花弁…花弁に見える萼片は4匹の龍の頭を示し、魔族の信仰を意味する。残る上部の左右にあるのは魔族の男女の翼を意味する。それぞれ先端を花弁、萼片で結ぶと六法星が現れ、カトレアと同じ魔力を表している。円で囲むことで永遠を意味するとも言われる。
 
 
 

訓練所
訓練をするためだけの施設なので呼び名はない。
天魔界の戦争の際、多くの子供達が入れられ訓練を積んできた場所。
元々はヴァルキの管轄ではなかったのだが、ある日を境にヴァルキが責任者にかってでた。
広い敷地には宿舎が3つ。研究所が4つ。広場が東京ドームと同じ大きさで3箇所。 学校が1つある。現在は結界に阻まれ入ることはできないが、魔生物の研究などが続けられている模様。
 
 
研究所
日々、様々な研究を繰り広げている。ある一族の本家が指揮を執っていたが、実験中の事故による魔生物の暴走で現在は分家が管理している。
訓練所以外の研究施設は魔王の管轄内。

 
ディネル
最大の遺跡の名前。
この遺跡の裏に誰にも抜くことのできない剣が岩に刺さっている。
双子の神と女神が壁画として残され、天界にも知られる三龍の伝説はこの壁画に刻まれていた。

 
山・海
活火山が多いが、百年に一度しか噴火はしない。死火山もあり、春などは人気観光スポット。
年中雪が降っているところもあるが、断崖絶壁のため制覇した者は誰いない。
大昔は龍が住んでいた場所でもあり、ドラゴンもそこにいたらしい。
 
遺跡の大部分は海底にあり、過去にどのような経緯で立てられたかは未だ不明。
夏には浜辺を覆うほどのつる性植物が生え、青い絨毯を作り出す。
海の青さと青い絨毯との境が分からず転倒する人が毎年必ずいる。


 
産業
主な産業は鉱物。
そのため、一部の地域は大きく地面がえぐれ、大雨の翌日は湖が出来るほど。
独自の生態系が出来ており、天界などにはいない生物も豊富。
 
 
破壊の力
対象のもののいわば時間を速め、いかなるものも破壊する力。
呪文とは違い、使用者の魔力しだいでどんな力にもなりうる。
ただし適合の関係上、真の力を解放できるものがいた場合使い続けると寿命が減ってしまうなどの副作用もある。現在の所有者は不明。
適合率が高いほど目の色が赤くなる。また、力に振りまわれてしまうと好戦的な感情に飲み込まれてしまう。
 
 



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